2018年3月20日火曜日

雲南旅行記

3月19日(月)
今日も、別の一人の生徒さんが自分の旅行の報告をしてくれて、これが今回の授業になりました。だいたいこんなことを言っていた気がします。
A principio del mes de Marzo, viajé a Yunnan de China que está cerca de la frontera con Laos y Vietnam. El clima fue temprado. En Yunnan están numerosos grupos étnicos. Los dulces que les di son el recuerdo de aquel lugar. Afortunadamente pude ver campos llenos de maravillosas flores de Nanohana. También ahí está el patrimonio de la humanidad que son los campos de arroz abancalados. Aquí tenéis sus fotos.

今日は、彼をAさんにします。
Bさんがテーマにのっとって質問しました。
B: Y entonces, ¿cómo estás?
A: Estoy muy feliz.

Cさんが続けて質問をし、会話が続きます。
C: ¿Cuánto tiempo viajaste?(どれだけ旅行しました?)
A2: Viajé por siete días.(七日間の旅行しました)
C2: ¿Con quién fuiste?(誰と行ったんですか?)
A3: Yo fui con una mujer.(一人の女性とです)
C3: ¿Qué? / ¿Cómo?(え?!)
A4: Con una mujer que tiene el mismo apellido que yo.(私と同じ苗字の女性ですよ)
C4: Ahhhhhhh.(ああああああ、奥さんですか)

Dさんとのやりとりが続きます。
D: ¿Comiste los dulces? (スイーツ食べました?)
A5: Sí los comí.(えぇ、食べましたよ)
D2: ¿Cuáles dulces te gustaron?(どんなスイーツがお好みでした?)
A6: Los dulces que me gustaron más son los que vosotros tenéis/ustedes tienen.
(皆さんが持っているのが一番好きだったスイーツです)
D3: Entonces voy a probarlos con gusto.(食べるのが楽しみ)
      - ¿Puedo probar ya?(もう食べてもいいかしら)
      - Bueno, voy a llevar a mi casa para comer con mi marido.
   (じゃあ、家に持って帰って夫と食べさせていただくわ)

AさんとEさんの会話になります。
A7: Hablando de comidas, los platos de Yunnan eran buenas.
E: ¿Qué plato te gustó más?
A8: El plato de verduras. Hay muchos platos de verduras.
E2: ¿Verduras? ¿Por ejemplo?
A9: No sé los nombres, pero muy ricas.
     Casi todos los platos son ricos, pero imagináos/imagínense,
     3 veces cada día, platos chinos, por 7 días, ya me hartan/empachan.
A7:食べ物といえば、雲南の食事は美味しかった
E:どの料理が一番でした?
A8:野菜料理ですね。たくさんあるんです。
E2:野菜?たとえば?
A9:名前は分からないんだけれど、ともかく美味しかった。
  ほとんどの料理はおいしいんだけれど、想像してみて下さいな、
  中華料理を三食七日間食べ続ければ、飽きちゃう/胃がもたれちゃう。
 さて、ここで、前回の投稿での学びから、今日の授業ではまだ直せなかった部分を直しましょう。ここも、お食事が自分にとっておいしいと思えた体験を語る場面ですので、A7の後ろに出てくるLos platos de Yunnan eran ricos.は正して、estaban ricosにしましょう。

Fさんの質問は今度は旅程のことになります。
F:¿Cómo llegaste allí? / ¿Con qué transporte fuiste?
A10: Fui en avión del aeropuerto Chubu Kokusai a Shanghai, allí cambié del avión y volé a Guangzhou. Y allí transbordé /hice otro transbordo para Kunmin. Kunmin es el Capital de Yunnan.
F:どんな風に到着されたんです?/どんな交通機関で行かれたんですか?
A10:中部国際空港から上海まで飛行機で移動し、そこで飛行機を変えて広州まで飛び、そこでもう一つ乗り換えをして昆明市まで行きました。昆明市は雲南の首都なんです。

そこでGさん
G: ¿Cuántas horas tardaron / llevaron para llegar allí?
A11: Salimos a las 10hs y llegamos a las 9 de la noche.
B2: Entonces 11 horas?
A12: No, hay una hora de diferencia, entonces sería 12 horas.
G:そこに到着するまで、何時間かかったんですか。
A11:10時に出て、夜の9時に着きました。
B2:じゃぁ、11時間?
A12:いえ、一時間の時差があるので、12時間になるでしょう。

いいですね、色んな人の質問が飛び交っています。今度は、Hさんが、旅行の動機を訊ねると、受け答えに色んな人が入ってきます。
H: ¿Qué motivo tenías? / ¿Por qué fuiste allí? / ¿Por qué elegiste allí para ir? ¿Para qué fuiste allí?
(何か動機がありました?/なぜそこに行ったの?/なぜそこを行先に選んだの?何のためにそこに行ったの?)
 さて、ここでHさんは、「¿Qué motivo tenías?」と始めました。まぁ、間違いではないですし、あえてそのように問うこともありますが、普通の会話だったら、「¿Por qué fuiste?」でしょう。ということで、いくつか似たような質問を並べてみました。
 人生観にもつながるのですが、何かやらかしてしまった時に、よく「¿Por qué lo hice?...」と落ち込むこと、ありませんか。これは、何がきっかけになってこうなってしまったのか、という問いなのですが、原因を追究すること、確かに大切です。でも、もう原因もはっきりして、責めても責めきれない、仕方ない、そんな時、ただ落ち込むことに終始することってありますね。そんな時、「 ¿Para qué sucedió así」(何のためにこんな風な出来事になったのか」と、未来を問うことのできる問いに転換すると、色々なものが見えることがあります。問題に呑み込まれずに、問題から学びつつ前進しましょう。
 さて、本文に戻りまして、最終的に、Hさんは、
¿Para qué fuiste allí?
を質問にしました。答えを聞いてみましょう。
A13: Para ver las flores de Nanohana.(菜の花を見るためです)
G2: Pero puedes ver Nanohana en Abril aquí en Japón.(でも菜の花を見るのなら、ここ日本で四月になればできるのに)
 Gさんの、いい突っ込みです。確かに、菜の花を見るためだけだったら、春を待てばいい、否、すでに割いていますよね。そこでAさんは、質問を組み立て直します。こういうの、いいですね。どんどん言い直していきましょう。

A14: Bueno, voy a cambiar mi respuesta, entonces.(わかりました、では、答えを変えます。)
     Podemos ver Nanohana en Japón, pero quería ver los campos grandes llenos/ repletos de Nanohana.
(日本でも菜の花は鑑賞できますが、私が見たかったのは、菜の花いっぱいの広大な大地だったんです)

さて、そこでBさんの好奇心が大きくなります。
B3: Entonces ya sabías sobre Nanohana de allí,
   ¿dónde sacaste la información?
(だったらそちらの菜の花についてすでに知っていた、ってことですよね、どこからそんな情報を得たんですか?)
 このsacarの用法、広げていってほしいものです。かなり便利な動詞として多用されているので、いろんな場面で使えるようにしてほしいですね。
- sacar un punto (ゲームやテストで)1点取る。
- sacar fotos 写真を撮る。
この辺りが、イメージしやすい使い方でしょうか。これは、何かがある所から引っ張り出す、引き出すようなイメージです。こういう引っ張り出すベクトルのある動作にはたとえば銀行からお金を引き出す(sacar dinero del banco)とか、子どもを自ら救い出す(sacar un niño del agua)なども使えますね。ここでは、sacar una idea といったように、どこからかアイデアを導き出す、もらってくる、というような使い方と同じです。「どこからその情報を得たんですか?」、つまり、「どこからその情報を引っ張り出してきた、転がり込ませた、自分の方に引き寄せたのか」というようなニュアンスを感じ取ってもらえたら会話が豊かになるでしょう。

A15: La agencia de viaje me mandó las informaciones y vi sus fotos.
B4: ¡Qué buen cliente!
A15:旅行会社が情報提供してくれて、その写真を見たんです。
B4:最高のお客さんですね!
 軽い皮肉=ユーモアが混じっていますね。そして、善良な旅行会社で良かったですね。それに対して、Aさんはさらに単に情報と写真があっただけではない、さらに突っ込んだ理由を話します。

A16: La agencia me da muchas informaciones, pero el tiempo de las flores está limitado. Sólo 2 semanas. Por eso decidí priorizar este viaje.
A16:旅行会社は私にたくさんの情報をくれるんですよ。でも、花の咲く期間というのは限られています。たったの2週間ですよ。だから、中でもこの旅行を優先して決断しました。

さらに続けます。
     Tengo una otra razón.(もう一つ別の理由があるんです)
Todos: ¿Cuál(es esa razón)?(どんな?)
A17: Es que mi vida está limitada.   (私の人生も限られているので)
 ひょえ~~~~、これを年輩の方に言われると、どきっとしますよね。しかも手術をしてこられているとか知っているとなおさら。けれど、その事実を見つめている生き方は、すがすがしいものです。memento moriというラテン語を思い出しますよね。
 さて、ここでEs que... という表現をしているのに注目しましょう。Porqueという普通の言い回しもいいですが、こういう「というのも…」という感じの言い回し、簡単な単語で、会話を豊かにしますよね。
 さらに、「mi vida está limitada」は、ser動詞、つまり「mi vida es limitada」にはならないものか、という話ですが、当然誰の人生にだって限りがある、ということを言うのに、「La vida es limitada.」と、ser動詞をいわゆる一般論として語る時に使うことができますよね。そしてこちらのAさんは、自分の人生の歩みがあるけれど、それも終盤に差し掛かっていて、その時が垣間見えて来ていることを感じて人生の時間の限りを語っておられるので、今の自分の状態として、「自分の=mi」という所有代名詞で限定を付けて、「mi vida está limitada」と、一般論とは違う緊迫感をもって表現してくださっています。

返答に困りますが、とりあえず動揺しつつ
D4: Uy... sí...(お~っと、そうですよね…)
という返し方もありますよね。
さらに、ご年配同士の会話だったら、こんな風に返せたらブラックジョークではあるんですが、楽しめるかもしれません。
- La mía también, entonces tengo que ir allá. (私の人生だってそろそろですよ、だから私もそこに行かなきゃ)
- ¿Sólo tu vida? (あなたの人生だけですか?限られてるのは)
 この、最後のフレーズは、たとえば、「Estoy cansado/a...(私疲れた~)」とぼやく時のちょっと皮肉を込めた返しにみられる表現です。ただ、日本語ではこういうことを言う時に、わざわざ「私は」ということを言わないので、「あんただけなの?」という返しは不思議に思うかもしれません。しかも、一般的には同意で「疲れた~」「ほんと、疲れたね~」と優しく答えると思いますから余計にその皮肉が笑いに繋がらない、と思う人もいるかもしれませんね。笑いましょう。
- Estoy cansada...(疲れた~) / Tengo hambre...(腹減った)
- ¿Sólo tú nada más? / ¿Sólo tú nomás?

A18:Dale. / Vale...
 Dさんの「entonces tengo que ir allá.」に対するAさんの返事です。「ぜひぜひ」というような時ですね。
- Dale は、Dar + le ということで、「そのアイデア押すよ」という感じです。
- Valeは、valerという動詞、つまり、「価値があるからやろう」という感じです。
どちらもそんな風に文法的に考えて使う人はいないので、「やれやれ~」「ぜひぜひ」という感じで使うんだ、って覚えていただければ充分ですね。

 そこで、何か言いたくてうずうずしていたDさんが口を開きます。
D5: A mí también me gusta Nanohana. a A-san le gusta Nanohana en el campo, pero a mí, Nanohana a la costa del mar / con el mar .
A19: ¿Vas a Atsumi Hanto?
D6: No, todavía no fui, pero leí una novela que describe el paisaje del mar con Nanohana que me gustó.
D5:私も菜の花が好きです。Aさんは大地に広がる菜の花が好きですよね、でも私は、海辺の/海を背にした菜の花が好きです。
A19:渥美半島には(よく)行くんですか?
D6:いえ、まだ行ったことないです。でも、ある小説を読んでいたら海辺の菜の花の景色の描写があって気に入ったんです。
 さて、A19の動詞が、現在形ですね。過去の体験を訊いているのではなく、日頃の習慣について尋ねている形になっています。ただ、彼女はまだそこに行ったことすらないので、答えは点過去で正解です。

最後の質問群になります。
G3: Entonces, ¿cómo fue el clima?
A20: El clima fue como primavera en Japón.
D7: Por eso Nanohana ya estaba floreciendo, ¿verdad?/ ¿no es cierto?
A21: Sí, inteligente...
G3:ところで、気候はどうだったんですか。
A20:日本の春のような感じでした。
D7:だから菜の花がもう咲いてたんですね。
A21:そうですよ、賢いですね…

まだまだ会話が続けられそうな余韻が残りましたね。自分でも作ってみましょう。







2018年3月19日月曜日

○○な状態(2)のつもりだったけれど…

3月12日(月)
この回は、お土産を持ってきてくれた生徒さんの旅行の報告から始まりました。
A: Fui a Kyuushuu.
B: ¿Para qué fuiste?
A2: Para comer comida local.
A:私は、九州に行きました。
B:何のために行ったんですか?
A2:現地の食べ物を食べに。
 シンプルですが、初心者のAさんは、Voy a Kyuushuu と始めてしまいました。そんなわけで、一回前の投稿の、動詞の覚え方をやってみたんですね。
 A2のparaの後は、不定詞、もしくは関係詞を使い、人称を整えて接続法過去を用います。では、なぜ関係詞と接続法過去のセットがあるかというと、「行く」という動作主と「食べる」という動作主が同じなら、不定詞で問題ないのですが、「行く」という動作主と「食べる」の動作主が違う場合、不定詞ではそれを表現できないからです。
「私はそこへ、(私が)食べるために行きました。」
→ Fui ahí para comer. でも Fui ahí para que (yo) comiera. でもOK。
「私はそこへ、娘たちが食べるために行きました。」
→Fui ahí para que mis hijas comieran.

Cさんの問いかけです。
C: ¿Cuáles son las comidas locales?
A3: Son Calamar de Yobuko y Lamen de Hakata.
C2: ¿Cuándo fuiste?
A4: Fui la semana pasada.
C3: ¿Con quién fuiste?
A5: Fui con mi amiga.
C:土地の食べ物って、どんな?
A3:呼子のイカと、博多ラーメンよ。
C2:いつ行ったの?
A4:先週行ったの。
C3:誰と行ったの?
A5:友だちと行ったの。
とまぁ、元の文章を出来るだけ短くすると、こんな風にいろいろ質問を重ねることができて、動詞の活用にも慣れて、いいですね、という話でした。初級者には、長い文章を考えてもらうよりも、短くて分かる単語でやり取りを増やす方が良いようです。

Dさんからの質問です。
D: ¿Cuánto tiempo estuviste allí?
A6: Estuve allí por 4 días.
D:どれくらいの期間そこにいたんですか?
A6:四日間です。
 Dでは、estarの代わりにquedarseを使うこともできます。もちろん答えもquedarseの活用ですね。
¿Cuánto tiempo te quedaste allí? - Me quedé allí por 4 días.
 日数や週数、月数、年数を表現するときには、その時間経過を表現するporという前置詞を用いる癖を付けましょう。
Estuve en México por 3 días.(三日間メキシコにいました) / Estudié psicología por 2 semanas.(心理学を二週間勉強しました) / Anduve sin rumbo por 5 meses.(5か月間あてもなくさまよっていました) / Sufrí la enfermedad de columna por 1 año.(一年間腰の病気に苦しんでいました)という感じです。

Eさんが、お食事のことを聞いています。
E: Y ¿cómo estaban las comidas locales?
A7: Estaban muy ricas. Debes probarlas. Quiero ir otra vez.
E:ご当地料理はいかがでした?
A7:とても美味しかった。あなたもあれは試すべきよ。もう一度行きたいわ。
 授業中には、ここで使われる動詞はestarかserか、という話になった気がします。これは、スペイン語を話す人たちの間でもどっちが正しいか迷うところです。さらに、半過去か、線過去か、というのも、紛らわしいですね。いくつかのページの意見をもとにちょっとまとめましょう。まずは現在形を使って食べ物にはes かestáか、というところから。
1.El lamen de Hakata es rico.
2.El lamen de Hakata está rico.
どちらでもよさそうですよね。いわく、1の方は、一般常識的に述べられる場合。「博多ラーメンというものは、美味しい食べ物だ」ということだそうです。そして、2.は、食べる人の主観が入るそうです。「博多ラーメンっておいしいの?」「おいしいよおおお」って感じです。
というわけで、ここでなされている会話は、「食べてみてどうだった?」「(私的に)おいしかったよ、あなたも試してほしい」という感じですので、serではなく、estarを使いましょう。
では、estuvieronなのか、estabanなのか。
実は諸説別れますが、大体の方向性としては、線過去を使うのは、その食卓の当然食べものの味も入るけれど、雰囲気や一緒に食べる人との団らんを含めた全体としての「イベントとしての食事」がどうだったか、ということを語るのに用いられ、食べ物の味そのものがどうだったかを語るには、半過去を用いる、とそのような感じだそうです。
Las comidas locales presentadas en la boda de mis amigos estuvieron excelentes.
(友人たちの結婚式で供された土地感あふれる会食はどれも素晴らしいものでした)
そして、今回のAさんの感想を聞くに至っては、
¡Las comidas locales que comí en Kyuushuu estaban muy ricas!!!!
(九州で食べたご当地料理、ほんっとに美味しかったぁ!!!)
となるわけだそうなのです。
 ちなみに、もう一つ授業中にうっかりしていたのは、代名詞です。Debes probarlo.とやってしまいました。comidasの話しをしているんだから、Debes probarlasじゃないとおかしいですよね。失敬。
 あと、otra vez(もう一回)の代わりに、de nuevo(改めて)という表現も使えますよ、なんてことも話しましたね。
Quiero ir otra vez. = Quiero ir de nuevo.
さらに、「あと一回」という意味で、una vez másなんていう風にも言ったりしますね。

話しが盛り上がって来たので、Eさんがこんなことを言います。
A7: ...Debes probarlas. Quiero ir otra vez.
E2: Bueno, entonces, llévame contigo.
(そう、じゃぁ、私をあなたと一緒に連れて行ってくださいな)
 さてさて、なかなかな返しですね。代名詞が二つ使われていることに、意識を向けましょう。
1.llevar の命令形に me という一人称がくっつきました。命令形と不定形だけですね、こういう合体は。
2.con と túが合体して、contigoになりますね。似たようなのがcon + yo=conmigo
さて、こんな訴えかけにはどう答えればいいのでしょう。まぁ、本当に盛り上がっている場合は、そのまま素直に答えましょう。
- ¡Sí, vamos!
- ¡Vale!
- ¡Más vale que sí!
- ¡Claro que sí!
 ちなみに、授業中に調子に乗ってDicho el hechoとか言ってしまってましたが、前置詞など間違っていて、しかも逆の意味だったので、ここで素直に訂正しておきます。
"Del dicho al hecho hay mucho trecho" 「有言実行というのはなかなか難しい」という慣用句です。正しく覚えましょう(苦笑)。
 さて、ではあまり乗り気ではない時はどういえばいいのでしょうか?授業の時に出てきたいくつかの表現を見てみましょう。
- Y bueno, hay que juntar dinero, primero.
                hay que juntar prmero el dinero.
(いいけど、まずはお金貯めなきゃ)
- Y bueno, cuando tengamos tiempo.
(いいけど、二人の時間が合えばね)
- Espera... déjame pensar...
(待って…考えさせて…)
- Contigo no...
(あなたとは、行かない。☜これはひどい。文脈次第では炎上ですので気を付けましょう、もちろん不倫疑惑を避けるような文脈では、はっきりとしたこのような言い回しが正解ですが)
- Imposible. (無理~~~)
 ついでに、さらにきつめの表現もやりましたね。Mentiroso/a とか、¡Déjate de joder!とか。まぁ、かなり仲がいい友人同士なら、こうしたきつめの表現が親密さを表現することもありますし、自分が耳にした時に理解できるためにも知った方がいいですが、やっぱり使わないようにしましょう。

徒然なるままに、動詞の活用形の覚え方。

3月12日(月)
会話に入る前に、僕のこだわりの動詞の覚え方理論。
文法書では、便宜上、時制ごとにまとめて、全人称の形を覚えていくようにします。でも、これって、あんまり日本語の文法の脳みそでは入りにくいと思うんです。

例えば「行く=ir」ですが、不定形は、「行くこと」ですよね。
自分は時制ごとにも全部ともかく全人称覚えたので、別にここで違うやり方をそこまで力説しなくても、という感じもあるんですが、やっぱり、たとえばまずは日本語で色んな時制を並べてみます。

行くこと   行く  行った     ≒ 行った
     今行ってる よく行ってた    前は行ってた
           行くだろう
           きっと行く    行け
           行くはずだ
           行けるといいな
           もし行けたのなら

これに、「私は」版を当てはめていきます。
yo
ir     voy                fui     ≒     he ido
   estoy yendo        iba            había ido
                            iré
                           voy a ir          (xxx)
                            iría
                          Ojalá que vaya.
                          Si fuera...
「君は」版

ir    vas                fuiste         has ido
    estás yendo      ibas          habías ido
                           irás
                           vas a ir        ve
                           irías
                           Ojalá que vayas.
                           Si fueras...

「貴殿は、彼は、彼女は、それは」版
usted/él/ella
ir      va                 fue            ha ido
     está yendo       iba            había ido
                             irá
                            va a ir        (vaya)
                             iría
                            Ojalá que vaya.
                            Si fuera...

「私たちは」版
nosotros/nosotras
ir       vamos          fuimos       hemos ido
     estamos yendo  íbamos      habíamos ido
                             iremos
                             vamos a ir    (xxx)
                             iríamos
                             Ojalá que vayamos.
                             Si fueramos...

「あなたたちは・彼らは・彼女らは・それらは」版
ustedes/ellos/ellas
ir         van             fueron        han ido
      están yendo      iban           habían ido
                              irán
                              van a ir         vayan
                              Ojalá que vayan.
                              Si fueran...

特に人に何かを話す時は、自分のことばっかり話すし、人に何かを質問するときには相手のことを質問するので、人称が1人称か2人称に限られて、そこでものごとが過去になったり未来になったり現在になったりするのです。そして、まとめてみると、語尾がそれぞれに通っているのによりたやすく気付けるはずです。試しにこんな角度でアプローチしてみて下さい。自分に合わないようならもとのやり方に戻って頂いて結構ですが、やってみる価値はありかと思います。

○○な状態

3月5日(月)
今日の会話のきっかけの形は、これです。
₋ Estoy 形容詞. 私は○○な状態だ
- ¿Qué te pasó? どうしたの?

まず、この○○に入りそうな形容詞を軽く見てみましょう。
Estoy cansado/a. 疲れている
        agotado/a. へとへと
        hecho/a bolsa. ぼろぼろ
        feliz. 幸せ
        contento/a. 充実している
       satisfecho/a. 満足
       ocupado/a. 忙しい
   preocupado/a.   = pre+ocupado / ocupar 心配だ =事前に 心が占有されている
   preparado/a.     = pre+parado / parar 準備ができている = 事前に 止まれている

Aさんから始まる会話を見てみましょう。
A: Compré un libro de gramática español que nos recomendó el profesor.
   Estudié mucho hasta la página 78.
   Por eso / Así que estoy cansado.
B: Yo también estoy por conseguirlo.
  Ya pedí a mi hija a comprar por Amazón,
   pero todavía no llegó.
A:私は先生が私たちに推薦してくれたスペイン語文法の本を買いました。
 勉強をたくさんして78ページまでやりました。
 だから/というわけで 疲れています。
B:私ももうすぐ手に入るところです。
 もう娘にアマゾンで買ってくれるようにお願いしましたけど、
 まだ到着していません。
 Aさんの文中でCompré un libro de gramática...となっています。やはり、その後に「この本が他の何物でもなく、先生が推薦してくださったあれ」という説明文が入りますので、まさにあの本、という意味合いを強く持たす場合には、Compré el libroの方がよいと思います。
 Bの文中でまず、Estoy por 動詞の不定形は、「今まさに○○しようとしている」です。
 それから代名詞に慣れていない方、頑張って代名詞に慣れましょう。
 Lo estoy por conseguir. 
 Estoy por conseguirlo.
 どちらも正解です。どちらでも聞き取れるようにしましょう。
 授業中うまく表現できなかったのが、todavíaの後の動詞がなぜ過去形になるか、というものです。
1(過去形) Todavía no llegó / no ha llegado. =現時点で届いていない。つまり、届かなかったという過去の状態が過去から今にかけて続いている。
2(現在形) Todavía no llega. =まだ届かないことになっている。つまり、今を含めた近未来に届かないという現在の状態が今から未来にかけて続く予定を示している。
 これで、多少はすっきりしたでしょうか。そして今回の文脈でのニュアンス的には、アマゾンから到着の予定が今夜以降であることがあらかじめ分かっている場合、その状況を人に話すには2の現在形です。けれど、この場合、早く届いたらいいのにと思ってもう届いてもいいころなのにまだ届かなかった状態が続いている、という意味ですので、1の過去形になるわけです。

Cさんからの質問が来ました。
C: Dijiste que estudiaste mucho hasta la página 78, y ¿cuánto tiempo llevó para eso?
A2: Hace 3 días lo compré, (estudio) 5 horas por día, entonces, sería 15 horas he estudiado.
Cさんの作ってくれたような文章を見ると、やっぱり会話文でやってみて下さい。という練習や、逆に会話文で作ったのを、関係節を使ってやってください、という練習をしたくなりますね。どちらでもできるようになると、動詞にかなり親しめるようになります。
Dijiste: "Estudié mucho". → Dijiste que estudiaste / has estudiado mucho.
ちなみに、このmuchoは、確かに前の発言を受けてそのままの表現を生かそうとしているようにも感じますが、実際そのたくさんやったぞ、という感情移入は質問する側にはそれほど必要ないので、
C: Dijiste que estudiaste hasta la página 78, y...
となるのがスマートでしょう。
A2さんの答の中で、後半部、entonces以降、同じ文中に違う時制の動詞が二つ並んでいますね。こうしてみましょう。
1 ... entonces, he estudiado 15 horas / 15 horas he estudiado.
2 ... entonces, sería 15 horas que he estudiado.
あ、訳を載せていませんでしたね。
C:78ページまでお勉強なさったっておっしゃいましたけど、そのページに至るまでどのくらいの時間がかかったんですか?
A2:三日前に買って、一日5時間勉強しているので、つまり、15時間勉強したことになりますね。

興味津々のDさんからの質問です。
D: Cuando estudias, ¿escribes al cuaderno o marcas directamente al libro?
A3: Escribo al cuaderno.
D2: A ver, ¿lo puedes mostrar?
D:勉強なさるときは、ノートを作るんですか、それとも本に直接マークなさるんですか?
A3:ノートを作ります。
D2:え、ちょっと、見せていただけますか?
 Dさんの、なかなかいい切込みですね。D2で使われている A ver...、ここでは「え、ちょっと、何?どれどれ?」という意味合いで使っています。便利なので、使いまくりましょう。
 ちょっと見せて、というのは、直訳すると、「あなたはそれを見せることができますか?」になりますね。まずは、代名詞の位置を変える練習からやってみましょう。
¿Lo puedes mostrar? = ¿Puedes mostrarlo?
出来たでしょうか。それから、「私に見せて」とか、使役的にdejarを使って「私に見るがままにさせて」と直訳すると変になるけれど、そういう言い回しで言うことも多いです。
¡Muéstranos! ¡Muéstrame! (私たちに見せて、私に見せて)
¡Déjame ver!
ついでに、ぐいぐい行きますと、「恥ずかしがらないで」とか、「まぁまぁ落ち着いて」みたいな表現も加わると雰囲気が明るく楽しくなります。
- No hace falta tener vergüenza.
- No tengas vergüenza.
- Tranquilo/a...

ノートを見せていただいた後のBさんの意気込みはこうでした。
B: Cuando llega mi libro, yo también voy a estudiar así.
「私の本が届いたら、私もそんな風に勉強するわ」
そんな風にという así が自然に仕えるといいですね。頭の中でそんな風にを直訳すると"como tú haces"とかになりますが、それも間違いではないけれど、すっと así と言えると会話がスムーズになります。まぁ、人によっては言葉を濁すためにasíを口癖で連発する人もいるので、やりすぎは禁物ですが。

ちなみに、Dさんが、Aさんの努力を見て、上から目線で応援しています。
D: Puede ser que no hace falta decirtelo, pero espero que puedas continuar.
「あなたにこんなことを言う必要もないかもしれませんが、続けられるといいですね。」
こうした文脈には、たとえば、Ojalá+接続法を用いて願望の形も使うことができますし、あるいは断言で「間違いなく続けるでしょう。」のような表現もいいかもしれません。
- Ojalá que puedas continuar.
- Sin duda puedes continuar.  Sin duda vas a continuar.
さらに、賛辞として、私の鑑ですという場合、あなたは模範とか、まねしたい、という表現が用いられます。
- Serás mi modelo.
  Serás mi ejemplo.
- Quiero imitarte.
  Quiero hacer como tú.

そんな賛辞が飛び交う中、Eさんが、本の感じを訊ねます。
E: Estoy más interesado del contenido de su libro.
  ¿Te explicó bien el texto? ¿Sobre qué entendiste mejor?
「私は本の内容が気になりますね。テキストの説明の仕方はいいですか?どんなことをよりよく理解できるようになりましたか?」
estoy interesado de は、「私は○○に関心がある」という言い回しです。
これに答えて、Aさんは言います。
A4: Este libro me ayuda mucho.
「私には役に立ちます」と来ましたが、他にも似たような表現を覚えておきましょう。
- Este libro me explica bien.
- Este libro me sirve mucho.
- Este libro es útil.
- Este libro es fácil a usar.
- Este libro es fácil a comprender.



私は○○が好き(2)

2月26日(月)
なぜこんなことを板書したか分かりませんが、人に答えたくないような時に使うちょっと感じの悪いフレーズをやりました。
¡Déjame en paz! もういいにしてください。
¡Déjame libre!    〃
¡No es tu cuestión! あなたには関係ないでしょ。
¡No me metas! 首を突っ込まないで。

こちらの生徒さんは、pasatiempo(気晴らし)という言葉をで、こんな文章を作ってくれました。
A: El pasatiempo que me gusta más es comida sabrosa.
あちゃ~って感じですが、直してみましょう。
まず、「私の一番好きな気晴らしは、美味しい食べものです」は、なるほど、日本語では通じてしまいますね。やっぱり日本語から訳すのはやめた方がいいですね。というのも、気晴らしという日本語になってしまっているけれど、もとの言葉は「pasar」と「tiempo」からなっている動詞的な名詞なのです。「時間の過ごし方」という感じでとらえると、ここでは、「時間の過ごし方は美味しい食べ物」ととなるのはおかしいので、不定法で動詞の名詞的用法を用いましょう。続きのやり取りも出てきました。
A: El pasatiempo que me gusta m@as es comer algo sabroso/ comer comida sabrosa.
B: ¿Por qué?
A2: Porque cuando yo como la comida sabrosa, me hace feliz.
残念。後半部、me hace felizの主語がなくなってしまいました。me hace feliz の使い方なら、主語が必要ですね。だから、前半を生かすか、後半を生かすかで文章がこんな風に変わります。
A2a: Porque cuando yo como la comida sabrosa, me siento feliz/ me quedo feliz.
A2b: Porque la comida sabrosa me hace feliz.

私は○○が好き

2月26日(月)
A: Me gusta... / ....(名) que me gusta más es...
B: ¿Por qué?
A: Porque es...

A: 私は…が好き / …(名)の中で私が一番好きなのは…。
B: どうして?
A: それは…だから。

例1)
A1: La lengua que me gusta más es el español.
(一番好きな言語は、スペイン語です)
B: ¿Por qué?
A2: Porque antes me gustaba el italiano, pero me gusta el profesor de la clase del español.
A2の答え方、うれしい答えですが、突然「前はイタリア語が好きだったけれど、スペイン語の先生が好きだから」となると、何かを言いたいのは分かりますが、前半部は、ここではまだ必要ではないでしょう。ですので素直にこうしましょう。
→ A2: Porque me gusta el profesor de la clase del español.

それを言ってから、こんな風に付け加えてもいいかもしれません。
Antes me gustaba más el italiano, pero ahora sí, que me gusta más el español por el profesor.
B2: Pero, ¿Qué te gusta de tu profesor?
A3: A ver... lo que me sguta de él (mi profesor) es su amabilidad.
A2は続けると「私はスペイン語クラスの先生が好きなので。前はイタリア語が一番でしたが、今は先生のおかげでスペイン語が一番ですね」
B2「でも、その先生のどこがいいんですか?」
A3「えっと…彼の好きな所は、優しい所です。」

A3で、代名詞を使いました。もし「先生」ということを明確にしたい場合、B2で出てくる「tu profesor」をそのまま使うとまずいので、しっかり「mi profesor」に言い換えましょう。
ちなみに、「a ver...」は、「えっと…」と言う時に使う表現です。便利なので、覚えてしまいましょう。
「lo que... es ○○」という形も、とても便利です。「…なところは、○○です。」と言う風にして、…には平叙文をそのまま入れてしまって、たとえばここでは、「先生のことが好き」という文を入れて、それをlo queでまとめるので、「先生のことで好きなのは○○です」と、そのまま使えるのです。頻出させるので、慣れていってみて下さい。
さらに、後半の「es su amabilidad」、前半の「先生のことで好きな所は」という主語に対して「やさしさです」と答えるので、当然「... es amable」のように形容詞のままでは成り立ちません。しっかりそこから派生させた名詞「su(彼の) amabilidad」にするか、関係詞を使って「es que es amable」にするか、どちらかを選びましょう。

さて、Cさんが何か質問を重ねています。
C: ¿Qué piesas de la atmósfera de la clase?
A4: Pienso que es bueno.
本当は、クラスの雰囲気を質問するというのは、つまり日本人の婉曲表現で、結局「私たちのことはどう思うの?」ということを質問したいんでしょう。でもまぁ、通しましょう。でもでも、atmósferaよりも、ambienteの方が、雰囲気的に雰囲気の意味に適している感じがします。それからpensarの代わりに、ここはsentirseを使ってみるといいでしょう。さらに、la clase というよりも、より具体的にesta claseの方が、臨場感を感じられる。ということで、次のようなセリフになると耳障りがいいでしょう。
C: ¿Qué te sientes del ambiente de esta clase?

ただ、結局は自分達とうまくやれてる感じを確認したいだけだったとなると、素直に
C: Y ¿qué piensas de nosotros?
とか、「先生は好きなので、で、他の人のことはどうなのよ?」というように
C: Y ¿qué dices de otros?
などと言ってみると、面白い会話になりそうです(冷や汗)

Dさんが、イタリア語がらみの質問をしてきましたよ。
D: ¿Es español y el italiano son parecidos?
A5: Sí, son parecidos, pero la pronunciación del italiano me gusta más. Es que hace 400 años nació Opera en Italia, así que el italiano suena como una música.
D「スペイン語とイタリア語って似てるんですか?」
A5「はい、似てますよ~。でも発音は、イタリア語の方が好きですね。というのも、400年前にイタリアでオペラが生まれまして、そういう訳でイタリア語は音楽のように聞こえるんです」
長い文章ですが、きれいなコメントですね。そして、Es que と Asi que で「というのは」「というわけで」と区切っているので、聞き取りやすいですね。Asi que の代わりにPor eso や entoncesを使ってもいいでしょう。

今は○○な状態(2)2018年4月9日②

とりあえず、好奇心をもって問いかける時に用いる疑問詞の基礎をまとめましょう、ということで、 ¿Qué? ¿Cuál? ¿Cómo? ¿Cuándo? ¿Dónde? ¿Por qué? ¿Para qué? を押さえました。 それから、¿Tienes esposa?という形に...