3月12日(月)
この回は、お土産を持ってきてくれた生徒さんの旅行の報告から始まりました。
A: Fui a Kyuushuu.
B: ¿Para qué fuiste?
A2: Para comer comida local.
A:私は、九州に行きました。
B:何のために行ったんですか?
A2:現地の食べ物を食べに。
シンプルですが、初心者のAさんは、Voy a Kyuushuu と始めてしまいました。そんなわけで、一回前の投稿の、動詞の覚え方をやってみたんですね。
A2のparaの後は、不定詞、もしくは関係詞を使い、人称を整えて接続法過去を用います。では、なぜ関係詞と接続法過去のセットがあるかというと、「行く」という動作主と「食べる」という動作主が同じなら、不定詞で問題ないのですが、「行く」という動作主と「食べる」の動作主が違う場合、不定詞ではそれを表現できないからです。
「私はそこへ、(私が)食べるために行きました。」
→ Fui ahí para comer. でも Fui ahí para que (yo) comiera. でもOK。
「私はそこへ、娘たちが食べるために行きました。」
→Fui ahí para que mis hijas comieran.
Cさんの問いかけです。
C: ¿Cuáles son las comidas locales?
A3: Son Calamar de Yobuko y Lamen de Hakata.
C2: ¿Cuándo fuiste?
A4: Fui la semana pasada.
C3: ¿Con quién fuiste?
A5: Fui con mi amiga.
C:土地の食べ物って、どんな?
A3:呼子のイカと、博多ラーメンよ。
C2:いつ行ったの?
A4:先週行ったの。
C3:誰と行ったの?
A5:友だちと行ったの。
とまぁ、元の文章を出来るだけ短くすると、こんな風にいろいろ質問を重ねることができて、動詞の活用にも慣れて、いいですね、という話でした。初級者には、長い文章を考えてもらうよりも、短くて分かる単語でやり取りを増やす方が良いようです。
Dさんからの質問です。
D: ¿Cuánto tiempo estuviste allí?
A6: Estuve allí por 4 días.
D:どれくらいの期間そこにいたんですか?
A6:四日間です。
Dでは、estarの代わりにquedarseを使うこともできます。もちろん答えもquedarseの活用ですね。
¿Cuánto tiempo te quedaste allí? - Me quedé allí por 4 días.
日数や週数、月数、年数を表現するときには、その時間経過を表現するporという前置詞を用いる癖を付けましょう。
Estuve en México por 3 días.(三日間メキシコにいました) / Estudié psicología por 2 semanas.(心理学を二週間勉強しました) / Anduve sin rumbo por 5 meses.(5か月間あてもなくさまよっていました) / Sufrí la enfermedad de columna por 1 año.(一年間腰の病気に苦しんでいました)という感じです。
Eさんが、お食事のことを聞いています。
E: Y ¿cómo estaban las comidas locales?
A7: Estaban muy ricas. Debes probarlas. Quiero ir otra vez.
E:ご当地料理はいかがでした?
A7:とても美味しかった。あなたもあれは試すべきよ。もう一度行きたいわ。
授業中には、ここで使われる動詞はestarかserか、という話になった気がします。これは、スペイン語を話す人たちの間でもどっちが正しいか迷うところです。さらに、半過去か、線過去か、というのも、紛らわしいですね。いくつかのページの意見をもとにちょっとまとめましょう。まずは現在形を使って食べ物にはes かestáか、というところから。
1.El lamen de Hakata es rico.
2.El lamen de Hakata está rico.
どちらでもよさそうですよね。いわく、1の方は、一般常識的に述べられる場合。「博多ラーメンというものは、美味しい食べ物だ」ということだそうです。そして、2.は、食べる人の主観が入るそうです。「博多ラーメンっておいしいの?」「おいしいよおおお」って感じです。
というわけで、ここでなされている会話は、「食べてみてどうだった?」「(私的に)おいしかったよ、あなたも試してほしい」という感じですので、serではなく、estarを使いましょう。
では、estuvieronなのか、estabanなのか。
実は諸説別れますが、大体の方向性としては、線過去を使うのは、その食卓の当然食べものの味も入るけれど、雰囲気や一緒に食べる人との団らんを含めた全体としての「イベントとしての食事」がどうだったか、ということを語るのに用いられ、食べ物の味そのものがどうだったかを語るには、半過去を用いる、とそのような感じだそうです。
Las comidas locales presentadas en la boda de mis amigos estuvieron excelentes.
(友人たちの結婚式で供された土地感あふれる会食はどれも素晴らしいものでした)
そして、今回のAさんの感想を聞くに至っては、
¡Las comidas locales que comí en Kyuushuu estaban muy ricas!!!!
(九州で食べたご当地料理、ほんっとに美味しかったぁ!!!)
となるわけだそうなのです。
ちなみに、もう一つ授業中にうっかりしていたのは、代名詞です。Debes probarlo.とやってしまいました。comidasの話しをしているんだから、Debes probarlasじゃないとおかしいですよね。失敬。
あと、otra vez(もう一回)の代わりに、de nuevo(改めて)という表現も使えますよ、なんてことも話しましたね。
Quiero ir otra vez. = Quiero ir de nuevo.
さらに、「あと一回」という意味で、una vez másなんていう風にも言ったりしますね。
話しが盛り上がって来たので、Eさんがこんなことを言います。
A7: ...Debes probarlas. Quiero ir otra vez.
E2: Bueno, entonces, llévame contigo.
(そう、じゃぁ、私をあなたと一緒に連れて行ってくださいな)
さてさて、なかなかな返しですね。代名詞が二つ使われていることに、意識を向けましょう。
1.llevar の命令形に me という一人称がくっつきました。命令形と不定形だけですね、こういう合体は。
2.con と túが合体して、contigoになりますね。似たようなのがcon + yo=conmigo
さて、こんな訴えかけにはどう答えればいいのでしょう。まぁ、本当に盛り上がっている場合は、そのまま素直に答えましょう。
- ¡Sí, vamos!
- ¡Vale!
- ¡Más vale que sí!
- ¡Claro que sí!
ちなみに、授業中に調子に乗ってDicho el hechoとか言ってしまってましたが、前置詞など間違っていて、しかも逆の意味だったので、ここで素直に訂正しておきます。
"Del dicho al hecho hay mucho trecho" 「有言実行というのはなかなか難しい」という慣用句です。正しく覚えましょう(苦笑)。
さて、ではあまり乗り気ではない時はどういえばいいのでしょうか?授業の時に出てきたいくつかの表現を見てみましょう。
- Y bueno, hay que juntar dinero, primero.
hay que juntar prmero el dinero.
(いいけど、まずはお金貯めなきゃ)
- Y bueno, cuando tengamos tiempo.
(いいけど、二人の時間が合えばね)
- Espera... déjame pensar...
(待って…考えさせて…)
- Contigo no...
(あなたとは、行かない。☜これはひどい。文脈次第では炎上ですので気を付けましょう、もちろん不倫疑惑を避けるような文脈では、はっきりとしたこのような言い回しが正解ですが)
- Imposible. (無理~~~)
ついでに、さらにきつめの表現もやりましたね。Mentiroso/a とか、¡Déjate de joder!とか。まぁ、かなり仲がいい友人同士なら、こうしたきつめの表現が親密さを表現することもありますし、自分が耳にした時に理解できるためにも知った方がいいですが、やっぱり使わないようにしましょう。
2018年3月19日月曜日
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