2018年3月20日火曜日

雲南旅行記

3月19日(月)
今日も、別の一人の生徒さんが自分の旅行の報告をしてくれて、これが今回の授業になりました。だいたいこんなことを言っていた気がします。
A principio del mes de Marzo, viajé a Yunnan de China que está cerca de la frontera con Laos y Vietnam. El clima fue temprado. En Yunnan están numerosos grupos étnicos. Los dulces que les di son el recuerdo de aquel lugar. Afortunadamente pude ver campos llenos de maravillosas flores de Nanohana. También ahí está el patrimonio de la humanidad que son los campos de arroz abancalados. Aquí tenéis sus fotos.

今日は、彼をAさんにします。
Bさんがテーマにのっとって質問しました。
B: Y entonces, ¿cómo estás?
A: Estoy muy feliz.

Cさんが続けて質問をし、会話が続きます。
C: ¿Cuánto tiempo viajaste?(どれだけ旅行しました?)
A2: Viajé por siete días.(七日間の旅行しました)
C2: ¿Con quién fuiste?(誰と行ったんですか?)
A3: Yo fui con una mujer.(一人の女性とです)
C3: ¿Qué? / ¿Cómo?(え?!)
A4: Con una mujer que tiene el mismo apellido que yo.(私と同じ苗字の女性ですよ)
C4: Ahhhhhhh.(ああああああ、奥さんですか)

Dさんとのやりとりが続きます。
D: ¿Comiste los dulces? (スイーツ食べました?)
A5: Sí los comí.(えぇ、食べましたよ)
D2: ¿Cuáles dulces te gustaron?(どんなスイーツがお好みでした?)
A6: Los dulces que me gustaron más son los que vosotros tenéis/ustedes tienen.
(皆さんが持っているのが一番好きだったスイーツです)
D3: Entonces voy a probarlos con gusto.(食べるのが楽しみ)
      - ¿Puedo probar ya?(もう食べてもいいかしら)
      - Bueno, voy a llevar a mi casa para comer con mi marido.
   (じゃあ、家に持って帰って夫と食べさせていただくわ)

AさんとEさんの会話になります。
A7: Hablando de comidas, los platos de Yunnan eran buenas.
E: ¿Qué plato te gustó más?
A8: El plato de verduras. Hay muchos platos de verduras.
E2: ¿Verduras? ¿Por ejemplo?
A9: No sé los nombres, pero muy ricas.
     Casi todos los platos son ricos, pero imagináos/imagínense,
     3 veces cada día, platos chinos, por 7 días, ya me hartan/empachan.
A7:食べ物といえば、雲南の食事は美味しかった
E:どの料理が一番でした?
A8:野菜料理ですね。たくさんあるんです。
E2:野菜?たとえば?
A9:名前は分からないんだけれど、ともかく美味しかった。
  ほとんどの料理はおいしいんだけれど、想像してみて下さいな、
  中華料理を三食七日間食べ続ければ、飽きちゃう/胃がもたれちゃう。
 さて、ここで、前回の投稿での学びから、今日の授業ではまだ直せなかった部分を直しましょう。ここも、お食事が自分にとっておいしいと思えた体験を語る場面ですので、A7の後ろに出てくるLos platos de Yunnan eran ricos.は正して、estaban ricosにしましょう。

Fさんの質問は今度は旅程のことになります。
F:¿Cómo llegaste allí? / ¿Con qué transporte fuiste?
A10: Fui en avión del aeropuerto Chubu Kokusai a Shanghai, allí cambié del avión y volé a Guangzhou. Y allí transbordé /hice otro transbordo para Kunmin. Kunmin es el Capital de Yunnan.
F:どんな風に到着されたんです?/どんな交通機関で行かれたんですか?
A10:中部国際空港から上海まで飛行機で移動し、そこで飛行機を変えて広州まで飛び、そこでもう一つ乗り換えをして昆明市まで行きました。昆明市は雲南の首都なんです。

そこでGさん
G: ¿Cuántas horas tardaron / llevaron para llegar allí?
A11: Salimos a las 10hs y llegamos a las 9 de la noche.
B2: Entonces 11 horas?
A12: No, hay una hora de diferencia, entonces sería 12 horas.
G:そこに到着するまで、何時間かかったんですか。
A11:10時に出て、夜の9時に着きました。
B2:じゃぁ、11時間?
A12:いえ、一時間の時差があるので、12時間になるでしょう。

いいですね、色んな人の質問が飛び交っています。今度は、Hさんが、旅行の動機を訊ねると、受け答えに色んな人が入ってきます。
H: ¿Qué motivo tenías? / ¿Por qué fuiste allí? / ¿Por qué elegiste allí para ir? ¿Para qué fuiste allí?
(何か動機がありました?/なぜそこに行ったの?/なぜそこを行先に選んだの?何のためにそこに行ったの?)
 さて、ここでHさんは、「¿Qué motivo tenías?」と始めました。まぁ、間違いではないですし、あえてそのように問うこともありますが、普通の会話だったら、「¿Por qué fuiste?」でしょう。ということで、いくつか似たような質問を並べてみました。
 人生観にもつながるのですが、何かやらかしてしまった時に、よく「¿Por qué lo hice?...」と落ち込むこと、ありませんか。これは、何がきっかけになってこうなってしまったのか、という問いなのですが、原因を追究すること、確かに大切です。でも、もう原因もはっきりして、責めても責めきれない、仕方ない、そんな時、ただ落ち込むことに終始することってありますね。そんな時、「 ¿Para qué sucedió así」(何のためにこんな風な出来事になったのか」と、未来を問うことのできる問いに転換すると、色々なものが見えることがあります。問題に呑み込まれずに、問題から学びつつ前進しましょう。
 さて、本文に戻りまして、最終的に、Hさんは、
¿Para qué fuiste allí?
を質問にしました。答えを聞いてみましょう。
A13: Para ver las flores de Nanohana.(菜の花を見るためです)
G2: Pero puedes ver Nanohana en Abril aquí en Japón.(でも菜の花を見るのなら、ここ日本で四月になればできるのに)
 Gさんの、いい突っ込みです。確かに、菜の花を見るためだけだったら、春を待てばいい、否、すでに割いていますよね。そこでAさんは、質問を組み立て直します。こういうの、いいですね。どんどん言い直していきましょう。

A14: Bueno, voy a cambiar mi respuesta, entonces.(わかりました、では、答えを変えます。)
     Podemos ver Nanohana en Japón, pero quería ver los campos grandes llenos/ repletos de Nanohana.
(日本でも菜の花は鑑賞できますが、私が見たかったのは、菜の花いっぱいの広大な大地だったんです)

さて、そこでBさんの好奇心が大きくなります。
B3: Entonces ya sabías sobre Nanohana de allí,
   ¿dónde sacaste la información?
(だったらそちらの菜の花についてすでに知っていた、ってことですよね、どこからそんな情報を得たんですか?)
 このsacarの用法、広げていってほしいものです。かなり便利な動詞として多用されているので、いろんな場面で使えるようにしてほしいですね。
- sacar un punto (ゲームやテストで)1点取る。
- sacar fotos 写真を撮る。
この辺りが、イメージしやすい使い方でしょうか。これは、何かがある所から引っ張り出す、引き出すようなイメージです。こういう引っ張り出すベクトルのある動作にはたとえば銀行からお金を引き出す(sacar dinero del banco)とか、子どもを自ら救い出す(sacar un niño del agua)なども使えますね。ここでは、sacar una idea といったように、どこからかアイデアを導き出す、もらってくる、というような使い方と同じです。「どこからその情報を得たんですか?」、つまり、「どこからその情報を引っ張り出してきた、転がり込ませた、自分の方に引き寄せたのか」というようなニュアンスを感じ取ってもらえたら会話が豊かになるでしょう。

A15: La agencia de viaje me mandó las informaciones y vi sus fotos.
B4: ¡Qué buen cliente!
A15:旅行会社が情報提供してくれて、その写真を見たんです。
B4:最高のお客さんですね!
 軽い皮肉=ユーモアが混じっていますね。そして、善良な旅行会社で良かったですね。それに対して、Aさんはさらに単に情報と写真があっただけではない、さらに突っ込んだ理由を話します。

A16: La agencia me da muchas informaciones, pero el tiempo de las flores está limitado. Sólo 2 semanas. Por eso decidí priorizar este viaje.
A16:旅行会社は私にたくさんの情報をくれるんですよ。でも、花の咲く期間というのは限られています。たったの2週間ですよ。だから、中でもこの旅行を優先して決断しました。

さらに続けます。
     Tengo una otra razón.(もう一つ別の理由があるんです)
Todos: ¿Cuál(es esa razón)?(どんな?)
A17: Es que mi vida está limitada.   (私の人生も限られているので)
 ひょえ~~~~、これを年輩の方に言われると、どきっとしますよね。しかも手術をしてこられているとか知っているとなおさら。けれど、その事実を見つめている生き方は、すがすがしいものです。memento moriというラテン語を思い出しますよね。
 さて、ここでEs que... という表現をしているのに注目しましょう。Porqueという普通の言い回しもいいですが、こういう「というのも…」という感じの言い回し、簡単な単語で、会話を豊かにしますよね。
 さらに、「mi vida está limitada」は、ser動詞、つまり「mi vida es limitada」にはならないものか、という話ですが、当然誰の人生にだって限りがある、ということを言うのに、「La vida es limitada.」と、ser動詞をいわゆる一般論として語る時に使うことができますよね。そしてこちらのAさんは、自分の人生の歩みがあるけれど、それも終盤に差し掛かっていて、その時が垣間見えて来ていることを感じて人生の時間の限りを語っておられるので、今の自分の状態として、「自分の=mi」という所有代名詞で限定を付けて、「mi vida está limitada」と、一般論とは違う緊迫感をもって表現してくださっています。

返答に困りますが、とりあえず動揺しつつ
D4: Uy... sí...(お~っと、そうですよね…)
という返し方もありますよね。
さらに、ご年配同士の会話だったら、こんな風に返せたらブラックジョークではあるんですが、楽しめるかもしれません。
- La mía también, entonces tengo que ir allá. (私の人生だってそろそろですよ、だから私もそこに行かなきゃ)
- ¿Sólo tu vida? (あなたの人生だけですか?限られてるのは)
 この、最後のフレーズは、たとえば、「Estoy cansado/a...(私疲れた~)」とぼやく時のちょっと皮肉を込めた返しにみられる表現です。ただ、日本語ではこういうことを言う時に、わざわざ「私は」ということを言わないので、「あんただけなの?」という返しは不思議に思うかもしれません。しかも、一般的には同意で「疲れた~」「ほんと、疲れたね~」と優しく答えると思いますから余計にその皮肉が笑いに繋がらない、と思う人もいるかもしれませんね。笑いましょう。
- Estoy cansada...(疲れた~) / Tengo hambre...(腹減った)
- ¿Sólo tú nada más? / ¿Sólo tú nomás?

A18:Dale. / Vale...
 Dさんの「entonces tengo que ir allá.」に対するAさんの返事です。「ぜひぜひ」というような時ですね。
- Dale は、Dar + le ということで、「そのアイデア押すよ」という感じです。
- Valeは、valerという動詞、つまり、「価値があるからやろう」という感じです。
どちらもそんな風に文法的に考えて使う人はいないので、「やれやれ~」「ぜひぜひ」という感じで使うんだ、って覚えていただければ充分ですね。

 そこで、何か言いたくてうずうずしていたDさんが口を開きます。
D5: A mí también me gusta Nanohana. a A-san le gusta Nanohana en el campo, pero a mí, Nanohana a la costa del mar / con el mar .
A19: ¿Vas a Atsumi Hanto?
D6: No, todavía no fui, pero leí una novela que describe el paisaje del mar con Nanohana que me gustó.
D5:私も菜の花が好きです。Aさんは大地に広がる菜の花が好きですよね、でも私は、海辺の/海を背にした菜の花が好きです。
A19:渥美半島には(よく)行くんですか?
D6:いえ、まだ行ったことないです。でも、ある小説を読んでいたら海辺の菜の花の景色の描写があって気に入ったんです。
 さて、A19の動詞が、現在形ですね。過去の体験を訊いているのではなく、日頃の習慣について尋ねている形になっています。ただ、彼女はまだそこに行ったことすらないので、答えは点過去で正解です。

最後の質問群になります。
G3: Entonces, ¿cómo fue el clima?
A20: El clima fue como primavera en Japón.
D7: Por eso Nanohana ya estaba floreciendo, ¿verdad?/ ¿no es cierto?
A21: Sí, inteligente...
G3:ところで、気候はどうだったんですか。
A20:日本の春のような感じでした。
D7:だから菜の花がもう咲いてたんですね。
A21:そうですよ、賢いですね…

まだまだ会話が続けられそうな余韻が残りましたね。自分でも作ってみましょう。







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